１１月１８日（金）、２年生の工業科の生徒と普通科の就職希望者を対象に職業講話を実施しました。難素材へのメッキや繊維のメタル化など最先端の事業に取り組んでおられる名古屋メッキ工業株式会社代表取締役の菅沼延之様と総務部長の笹田正之様に来て頂き、本校生徒の多くが関係する製造業（ものづくり）の現場では、どのような人材が必要とされているかをご自身の体験を元にお話しいただきました。熱意がひしひしと伝わってくるお話で、一同熱心に聴き入っていました。菅沼様のお話のキーワードは、

 

1） 社会に出たら、知識と知恵と運が必要。運のいい人と付き合う。運を自分で作る。

2） 男性は女性に対して思いやりをもって接する。幸せにするんだという強い決意をもって結婚する。

3） 日本の誇れる技を次世代へ。ものづくりの誇り、我わすれまじ。

4） 選考書類は、人と違うことが書けるようにしておく！

5） 会社選びはその会社が何をやっているか。その会社と恋愛するんだという気持ちで！

6） 知恵が出る勉強をしておく。歴史小説を読む、映画を見る、本を読むなど。

7） 今いい会社はだめ。５０年後は？と考えること。

 

来年度の就職戦線はどのようになるかはわかりませんが、決して楽観できません。今日のお話をしっかり頭に入れ、２年生の今のうちからできることを着実に実行して３年生の進路決定がスムーズにいくように願っています。

 

現代の名工（国・県）：菅沼延之代表取締役

笹田正之総務部長による会社説明

･･･講話を聞いた生徒の感想･･･

・具体的なお話でとてもよかったです。お話を聞いて、ご先祖様をうやまい、自分のことは自分で守れるようにしっかりと考えて行動していきたいと思います（Ｓ21　榊原吏彩）。

・社会の状況をよく見て就職を考えていかなければいけないことがわかりました。自分に合った仕事を見つけられるように、知恵と知識と運をつけられるように取り組んでいきたいと思います（S21　澤田奈江）。