大同大学大同高等学校

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グローバル教育

魅力あふれる国際交流

本校では、『すべての生徒に<汗と愛>の経験を』という最上位目標のもと、生徒たちが将来、世界を舞台に活躍するためのスキルと視野を提供するグローバル教育に力を注いでいます。
多文化理解と国際的な視点を育むために、語学研修及びベトナムでの異文化交流研修、さらには多国籍の留学生の受け入れを推進しています。
これらのプログラムを通じ、生徒たちは日本人として、自身のアイデンティティの形成と、他者を思いやり共生する心を育みながら、異なる文化や価値観を理解し、グローバルな課題に対する問題発見力と、その解決策を見つける力を身につけます。グローバル教育を通じて得られた経験は、国際社会でリーダーシップを発揮し、持続可能な未来を創造することへと繋がります。

1. 語学研修

夏休みを利用した短期の語学研修です。2024年度まではハワイ語学研修として一般家庭にホームステイしながら、ワイキキにある世界最大の留学団体EF(Education First)ホノルル校に通い、世界中から集まった学生たちと一緒に語学や文化を中心に学ぶプログラムを実施していました。また,より学びを深める活動として、本校独自のテーマ別探究活動も行っています。2023年度はNATURE(自然との共生)、PEACE(平和)、CULTURE(他国に息づく日本文化)をテーマに探究活動を行い、ゴミ問題について調べたり、真珠湾の戦艦ミズーリ記念館を訪れ来場者へのインタビュー活動を行ったりし、その成果を文化祭で発表しました。
2025年度からはEFと提携し、世界20か国50を超える都市と地域にある語学学校から、自分に合った留学先と期間を個人が選択して参加するプログラムとなります。

2. ベトナム異文化交流研修

春休みを利用したベトナムでの海外研修です。異文化理解に重点を置き、本校独自のプログラムとして現地大学生との交流や、愛知を代表する企業の一つである松尾製作所のハノイ支社で、現地スタッフの方と一緒に働く経験ができるインターンシップ活動などを行います。その他、昨年度は世界遺産ハロン湾クルージングや民俗博物館訪問なども実施しました。

3. デュアルディプロマプログラム

大同大学大同高等学校に通いながら
アメリカ名門高校の卒業資格を同時取得できるオンラインプログラム

毎週6時間程度、学校や自宅からオンラインで学習するプログラムです。一定の成績(本校成績5段階で3.5以上、プログラム成績4段階で2.5以上)を収めることによりアメリカ上位ランキングの18大学への入学が認められ、留学生を対象とした給付型奨学金(授業料最大60%免除)の出願資格も得ることができます。また、アメリカの高校の卒業資格を得ることで、立命館大学をはじめとする国内大学の帰国生入試による進学など、進路選択の幅が大きく広がります。

4. 海外留学生の受け入れ

AFSやYFUなどの高校生留学派遣機関を通じて、世界各国から来日した同世代の留学生と触れ合うことで、本校の生徒の国際感覚を養います。
留学生は1か月程度の短期から10か月の長期生まで様々で、2022年度はアイスランド・ポーランド・スイス、2023年度はフランス・ラトビア、2024年度はチェコ共和国・アメリカ合衆国から留学生が在校しています。(2024年度9月現在)

参加生徒の声

ハワイ語学研修

 僕がこの研修に参加して学んだことは、『挑戦は自分を変える』、そして『目標を明確にすることは大切』ということです。

 研修に参加する前、僕は将来のことをあまり考えずに学校生活をただ楽しんでいました。勉強にもあまり身が入りませんでしたが、ただ英語は好きでした。実際に研修に参加すると、上手く英語を聞き取ることも単語を使うこともできず、自分の無力さを痛感し、“英語が好き”だけでは乗り越えられない壁を感じました。

 日本帰国後、その悔しさと仲間と過ごした思い出をバネに、もう一度ハワイに行きたいと強く思い、勉強に力を入れるようになりました。そして同時に、大学でも英語を学び、また留学に行くという目標ができたため、行きたい大学も見つかって、英検にも力を入れるようになりました。そして、努力の成果が実り、語学研修から約一年後、英検2級も取得できました。

 留学先では、友だちと日本では得られないような思い出をたくさん作ることができました。毎日の授業はもちろん、学校終わりにみんなでビーチに行って夕日を見ながら泳いだりバレーボールをしたり、週末はダイヤモンドヘッドにも登りました。帰国前日にはホストファミリー宅でBBQをし、一年以上経った今でも、これらの思い出は忘れられないものです。

 是非迷っている人は、僕のように最初の一歩を踏み出してみてください。

ベトナム異文化交流研修

 学校で初のベトナム研修が催行すると聞いて、高校に入ったばかりの僕はぜひ参加したいと思いました。

 誰が参加するかもまだわからない時点でも、先生方が引率する中で自分たちが行きたい場所を話し合いで決めて、取り入れてくれることも、ベトナムにある日本の企業を見学できることも、すごく面白そうに感じました。

 実際にベトナムに行ってみて良かったことは、グループで現地の大学生と翻訳アプリも使いながら街を散策したことで、大学生に質問したり、気になった寺院に入らせてもらえたたりしたことで、積極的な交流ができたことでした。そのグループの仲間とは、研修の後にも集まって出かけるなど、クラスやコースが違ってもずっと仲良くしています。

 みんな僕と同じような気持ちで旅行に参加したからなのか、共通の思い出もたくさんできて参加して本当によかったと思っています。外国語が話せなくても、一人の参加であっても、仲の良い友達が初めにいなくても、研修に参加すれば大丈夫です。

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