ご挨拶
すべての生徒に<汗と愛>の経験を
大同高校は1939年、大同製鋼株式会社(現在の大同特殊鋼)社長の下出義雄氏の「私は今まで物を生産することに全力を注いできたが、これからは技術者を養成して社会、国家に貢献したい」という志の下に工業学校として設立されました。1973年には普通科を新設、1998年には男女共学となりました。
昨年は、建学の精神「社会で有為な人材の育成」の実現に向けた教育活動の指針とすべく、最上位目標「すべての生徒に<汗と愛>の経験を」を創りました。「汗と愛」は5つの教育信条「汗と愛、質実、中庸、創意、責任」の第一番目の言葉で、「自己に課せられた使命を自覚し、勤労精神を育成すると共に、如何なる立場においても、人を尊び人を愛し融和一致し得る人格の育成をはかるべし」との思いが込められています。
今年の夏、5つの部活動でたくさんの大同生が全国の舞台に挑みました。応援する者も含めて、最上位目標に込められた素晴らしい「経験」ができました。
2024年度入学生からは大同大学キャンパス内の校舎で高校生活をスタートします。1年次のみですが、高大連携事業をこれまで以上に進化させて素晴らしい「経験」をしてもらえるものと願っています。
本校には普通科と工業科があります。これは色々なメリットがあります。
工業科には、普通科併設の強みを生かした大学進学に備えたコースがあります。一方普通科では、工業科の充実した施設を利用した部活動に参加し、ロボコン等に挑戦する生徒がいます。
大同高校には、いろいろな人との出会い、特色ある高校生活があります。
かけがえのない高校3年間。あなたも大同高校で「すべての生徒に<汗と愛>の経験を」!
大同大学大同高等学校
校長 戸倉 隆