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Vol.17-No.63 2025.03.16Vol.17-No.63 2025.03.16

Vol.17-No.63高大連携による「総合的な探究の時間」成果発表会を行いました

2025年3月13日(木)、大同大学X棟にて、高大連携による「総合的な探究の時間」成果発表会が開催されました。本発表会では、大同高校1年生の特進クラスの生徒たちが、1年間にわたる探究活動の成果をプレゼンテーションとポスターセッション形式で発表しました。

当日は、探究活動に協力してくださった地域の方々や昭和土木株式会社をはじめとする企業関係者、大同大学の関係者など、多くの来場者が見守るなかでの発表となりました。緊張感のある雰囲気の中、高校生たちは自らの言葉で伝わるよう工夫を凝らしながら、調査結果や考察を堂々と説明しました。

2024年度の「総合的な探究の時間」では、大同大学の都市空間インフラ専攻に所属する3~4年生の学生団体「どかんクラブ」のメンバーがメンターとして参加。各高校生チームに加わり、研究の方向性に関するアドバイスを行うほか、データの分析方法や調査手法を指導し、探究活動をサポートしました。

本年度の探究テーマは以下の6つです。
1班 環境に配慮したインフラ設計
2班 外国にルーツを持つ子どもの支援
3班 地域の防災
4班 地域の高齢者との関わり
5班 地域の街づくり
6班 自由テーマ

プレゼンテーションでは、各班がテーマに沿って調査を進め、課題を認識し、イベント等の企画を通じて解決策を実行するまでのプロセスを発表しました。発表後には活発な質疑応答が行われ、どの班も持ち時間いっぱいまで質問に対応しました。
学長からは「今日の発表をとても楽しみにしていました。良いプレゼンをすると、参加者から多くの手が挙がり、逆によくないプレゼンでは誰も手を挙げません。皆さんの発表はどれも素晴らしく、多くの方が積極的に手を挙げていたのが印象的でした。皆さんの将来が楽しみです」との好評をいただきました。

また、高校生の探究活動をサポートした「どかんクラブ」のメンバーに対し、学長より感謝状が授与されました。

本発表会を通じて、高校生たちは探究活動の成果を社会に向けて発信し、多様な視点からフィードバックを受ける貴重な機会を得ました。今後も大同大学と大同高校は、高大連携を通じて生徒たちの学びを深める取り組みを進めていきます。

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