地震・津波への対応
この規定は、生徒の在校中等において大きな自然災害が発生するおそれのある場合、あるいは各種の警報が発令された場合や火災等の不慮の事故が発生した場合の、生徒の安全を確保するための具体的な行動の取り方について、「大同学園防火・防災管理規定」(平成23 年4 月1 日施行)に基づき、地震・津波への対応を定めたものです。
- 安全確保が何よりも優先。
- 事前の予測情報を的確に把握した系統的な指示・指導。
- 慌てず落ち着いた行動による二次災害の防止。
(1) 東海地震、南海トラフで生じる大規模な地震が発生した場合
- ア. 生徒在校中に発生した場合
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- 授業中に発生した場合は、すばやく机等の下に隠れて待機します。揺れが収まった段階で、火事の場合の④の避難経路にしたがってスポーツコートに避難します(放送により指示)。スポーツコートが使えない場合は、そのまま教室で待機し、指示を待ってください。
- 気象庁等の情報を受けて次の行動に移りますが、安全が確認されるまではスポーツコートで待機し、確認された場合は教室に戻ります。
- イ. 学校の始業前に発生した場合
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- 気象庁や居住地域の自治体の情報に基づいて、居住市町村が指定した避難所等において安全を確保してください。
- 学校は臨時休校とします。余震のおそれがあるため地震が収まっても避難所または自宅に待機し、自治体などからの指示にしたがって行動してください。安全宣言が出され交通機関が途絶していなければ、台風の場合の(2)に基づいて行動し、担任に状況報告をしてください。
(2) 津波警報が発せられた場合
津波警報が発せられた場合は、津波の大きさにより避難に向けた対応が異なります。
東海地震、南海トラフで生じる地震では、最大で5mに及ぶ津波が名古屋港に押し寄せると予測されています。津波からの避難は、予測される津波の高さよりも高い場所に逃げることが鉄則です。
- ア. 生徒在校中に大津波が発生した場合
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- 本校の校舎及びその周辺の海抜標高は次の通りです。
本館 1階 1.7m 2階 5.7m 3階 9.2m 4階 12.7m 南館 1階 1.9m 2階 5.9m 3階 9.8m 4階 13.7m 東館 1階 2.3m 2階 6.3m 3階 10.2m 4階 14.1m 体育館 1階 0.2m 2階 5.6m 3階 9.0m 4階 12.4m 滝春グラウンド 1.5~1.8m(入口付近0.8~1.0m) 元浜グラウンド 2.9~3.0m 名鉄大同町駅 1階改札ロビー=3.2m、プラットホーム=8.7m、線路敷=7.5m - 気象庁が津波警報を発した場合は、落ち着いてより上の教室へと移動します。ただし、屋上には安全柵がありませんので、決して上がってはいけません(施錠中)。
A. 1m未満の津波が予想される場合は、教室・体育館で、そのまま待機し指示を待つ。
B. 1m以上の津波が予想される場合- 2階の教室の生徒は4階へ、1階の教室の生徒は3階へそのまま上がり、廊下に待避します。混乱を避けるために「2階の教室の生徒→1階の教室」の生徒の順に移動します。
- 体育館にいる生徒は、全員3階に待避します。
- 滝春グラウンド、テニスコート、スポーツコートの生徒は、授業担当者の携帯電話に避難情報が入ったら、急いで校舎に戻り、3,4階に移動します。極めて緊急を要する場合、滝春グラウンドの生徒は大同大学のいずれかの建物の3階以上に避難します。
- 元浜グラウンドで練習中の野球部員は、近隣にある大同特殊鋼元浜寮に避難します。
- 本校の校舎及びその周辺の海抜標高は次の通りです。
(3) 非常時における学校との連絡の仕方について
非常災害時に利用できる「災害伝言ダイヤルサービス(171)」により連絡を取り合うようにします。災害時にこのサービスが始まると、テレビやラジオを通じて利用の仕方についての案内が行われます。「171」をダイヤルし、電話から流れてくるガイダンスに従って操作をします。
- 自分の伝言を録音する時
「171」をダイヤルする
→ガイダンスに従って、「1」を押し、「市外局番から自宅の電話番号」を押す
→伝言を話す(30秒以内)
「大同高校○組○番の☆です。○時○分に無事に家に着きました…」 - 学校からのお知らせを再生する時
「171」をダイヤルする
→ガイダンスに従って、「2」を押し、「学校の電話番号052-611-0511」を押す
→伝言を聞く(伝言が保存されているのは48時間以内です)
「学校は大丈夫です。△日から授業を始めます」
〇インターネットの利用が可能な場合はホームページおよびClassi,BLENDにて情報提供と安否確認を行います。iPadでの連絡の確認を怠らないようにてください。
(4) 南海トラフ地震臨時情報への対応について
南海トラフ地震の発生の可能性が通常と比べて相対的に高まったと評価された場合に気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。この時には安全確保のために原則として以下の行動をとることとします。
- ア. 南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表された場合
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- 生徒が在校中に発表された場合
学業を停止して生徒を下校させ、当日は臨時休校とします。電車通学者は、車内放送に注意を払いながら安全に帰宅してください。 - 学校の始業前
自宅待機とします。登校中の場合、安全を確保して帰宅してください。
- 生徒が在校中に発表された場合
- イ. その後の対応
- 生徒は自宅にてテレビ、ラジオ、インターネット等により情報収集に努め、自宅・地域で避難準備に当たってください。その後の対応は以下の通りです。
- 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたとき。
当日は臨時休校とします。翌日以降は南海トラフ地震に関する警戒措置が解除まで自宅でのオンライン学習とします。 - 南海トラフ地震臨時情報(調査終了)が発表されたとき。
暴風警報発令時の登下校に準じて、午前6時までに「調査終了」となった場合は、平常通りに授業を行います。午前6時から午前10時までに「調査終了」となった場合は、速やかに登校してください。午後1時15分にS.T.、5限目から授業を行います。午前10時を過ぎても「調査終了」発表されない場合は、臨時休校とします。
- 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたとき。